親愛なるヒーローズclubの皆様へ
お金に愛されているか！
仕事に愛されているか！
なんて質問すると、もしかしたらどちらも愛という言葉に結びつかないかもしれません。
普通は生活の為に仕事をし、対価としてお金を頂くと考えると、愛という言葉は、仕事とは無関係な遥か彼方にあって、愛は特定の家族や、自分自身が関心を向けるところへのみ注がれる、限定的なものになるのかもしれません。
しかし現実は、お金に愛され、仕事に愛され、選ばれたものだけが全く違う次元で成功してしまう。
楽しくて嬉しくて応援してもらえる幸せな成功者の道があるのです。
そんな奇蹟を体験してもらいたくて、ワールドユーとヒーローズclubを運営しているのかもしれない。
信じる人は少ないと思ってはいるのですが、いつも「どうすれば、企業が成功できるのか？」を問いかけ、人生と仕事の成功企業をつくり続けてきました。
最近では「フォワードコロナ大作戦」で数十年も赤字続きだった企業や少しずつ売り上げが下がり続けている企業などを、わずか数か月でV時回復となるサポートをし、またちょっとした言葉の違いで、多くのお客様が離れそうになったところに、一通のメッセージで、応援の風を吹かせてみせたりしました。
真理が解れば、実はそんなに難しいことではないのです。
ただ誰も身近に教えてくれる人がいないのと、実践する人が少ないからでしょうか、楽しく成功する人は少数派なのです。
さて昨年の夏に肩を強打して動きにくくなってから毎週のように近所にリハビリに通っています。
担当トレーナーは、真面目で仕事熱心な好青年です。
私は運動苦手、痛みの伴うリハビリを出来るだけ、円満にさぼりたくて、「絶対無理、痛すぎる～重すぎる～～」と一応言ってみるのですが、「いや～まだ大丈夫ですよ、痛みの向こうに可動域あり！！」と筋肉大好きトレーニングが趣味というトレーナーに言われ、「ひ～ひ～」言いながらゴムバンドを引っ張り続けています。
こっちが、へこたれかけているにもかかわらず、「恵子さんどう思います～」とよく人生相談をされます。
「それどころじゃないわ！！」と思いつつ、職業がにじみ出てしまうのか、気がつけば相談に乗ってしまっているのです。
悩みは可愛いもので、仕事は大好きだが、もうこれ以上は担当のお客様を増やしたくても体力の限界で増やせない。もらえる給料の限界にきているそうで「独立も考えてはいるんですが、どう思いますか？」という内容でした。
普通にしてたらこの時代、失敗する事も多いでしょうが、銀行がこの兄ちゃんに、いくら貸してくれるか値踏みしてみても人生を台無しにするほどでもないだろうし、好きにすればいいとは思うのですが、親心としては「社長とよく相談して、完全歩合給にしてもらったらどうかなぁ」と言ってみました。
本質的な会社のありがたみが解らなくて、不平不満・陰口・悪口・弱音・泣き言をいう次元では経営者として生き残れるわけがない。社長と共に会社の事を考え、全体の業績を上げられるようにチャレンジし創意工夫が出来れば見える世界も変わるでしょう。
「仕事をしたらお金を貰える」という奇蹟は、社員にのみ通じるもので、商売人には全く通じないのです。
借金して仕事をしてもお金になるかどうかわからないのですから。
さらにこれからの時代は、社員であっても一人一人の仕事に対する姿勢が、問われてくるように思います。
現実に経営をイメージして初めて、お金に愛されなければ、つまり人を愛さなければ、巡ってこない事に気づくのかもしれません。
無借金で店舗の家賃を支払ってもらい、広告宣伝してもらい、スキルを教えてもらい、生きることができる給料をもらい、交通費まで頂き、一歩ずつ、素人を一人前に育ててくれるのは、企業ではないでしょうか。
確かに仕事の出来ない経営者もいて、いろいろ言いたい幹部の顏も浮かんできます。その気持ちも良くわかる。しかし、それぞれの立場でなんとかしていくのがお互いに魂の修行だと思っているのです。
だから弊社に全国から集まって来る、「幹部と同志に！チームを一つに！」と、何とか考え方をシフトして高い志に果敢に挑む、まるで修行僧のような経営者が大好きです。日本を支える働き者の経営者を、天命として応援したいのです。
いや、応援するだけなら誰でも出来る、
きっちり望む結果が達成できるまで、手取り足取り共に寄り添い伴走し、出来ることなら何でもサポートさせて頂きたいのです。
そんなこんなで、気がつけば会社経営から夫婦問題、後継者の育成・会社のブランディング・メディアの立ち上げ、プロモーション・イベントの開催・書籍の出版・楽曲の制作・太鼓にダンス演出サポート・ライティング・商品開発・登山研修・貢献活動etc
Vision経営の実現をサポートする研修会社だったのですが、仕事に呼ばれるように必要な関連事業が、ドンドン拡がっています。
応援してくれる素晴らしい本物の仲間が、ドンドン増えています。
いよいよ企業も競い合う時代から、企業という垣根を越えて助け合える仲間がいるかどうかの時代です。
もうすべて神々に任せて、風の流れに乗るようにお役に立てるなら、少しでも喜んでもらえるなら、助かる人がいるなら何でもしようと覚悟を決めて、日々楽しく働かせて頂いています。
なんだかとんでもなく、不思議な人生になってきました。
さて可愛い店長さんの話ですが、現状を少し聴いてみると頑張り屋さんのようで、数十店舗あるお店の中で、この店舗が売り上げ1位、個人でもお客のトレーニング回数1位、顧客リピート率1位を、ほぼ独走しているそうです。
近場を選んで来たものの、彼でなかったらとっくにやめていたと思います。
実際、彼が担当になるまでに、トレーニング離脱の危機は2回ありました。
1回目の担当者は、愛するのは自分でした。
仕事熱心でいつも「あなたのことを考えている」と言ってくれるのですが、「どうすれば自分が成功するのか？」関心があるのは自分の成功です。
自分の為に聴きたい事や、自分の為に学びたい事がいっぱいあるのでしょう。
モチベーションがあるという表現もありますが、「疲れるなぁ～もうやめようかなぁ～」と思っていた所でめでたく栄転。「おめでとう！！」
「やれやれ次はもう少し年配の方にしてほしいものだなぁ～」と思ったのですが、次も若くて元気な青年でした。
お店のために言っておきますが、たぶん普通かそれ以上にみんな元気で、いいスタッフだと思います。
けれど彼は仕事をそれほど愛していない。
本当にこの仕事好きなの？
「いやぁ～別にそういうわけじゃないんです。」
素直過ぎるぞ、若者～！
好きじゃないことが、端々ににじみ出ています。どうでもいい世間話が多い。お客様と本気で向き合っていない。
2回目の「もうやめようかなぁ～」と思ったところで、肩の故障が悪化して、一番本業を愛している人、つまり、体に詳しい人に変更してもらったら、店長が担当になったのです。
彼は仕事を愛してる。だからとても熱心です。私の肩を直そうと思っているのがわかります。毎回トレーニングのメニューを考え、様子を確認し内容を変更してくれます。
そこでよく聴いてみると、やめたくなるのは実はお金の問題だけではないらしいのです。
この会社の延長に本当に幸せな未来が描けない。進む道が塞がって次のステージがわからないのです。
この先どうすれば、成長し楽しくお金も儲かり親孝行も出来るようになるのでしょうか？
頑張っている人の、その先の幸せな人生を、示す事が出来ない企業は、一番大切な働き者を失うでしょう。
ある日曜日、ガランとした店内に店長しかいませんでした。
「あれ、今日は他に誰もいないの？」
「そうです。僕の担当以外のお客様からキャンセルがあって、トレーナー達も仕事がないから来ていないんです。だから僕、忙しくて。」
このご時世だからこそ、はっきり二極化していきます。
お会いしたこともないけれど、ここの社長様は知っているのでしょうか？今起こっている現状を？
客がつかない、つまり能力があっても、人間的魅力が少ないスタッフは休んでいる。当然歩合は下がり給料も下がる。将来の不安から転職も考えるでしょう。
トップクラスの店長は今日も朝から一人でオープンの為の掃除に雑務、閉店までお客がパンパンに入り疲れ果て週6勤で働きづめ。
そこで「なんかいい事ないかなあ～こんなに大変ならもう少しお給料が増えないかなぁ～」と独立を考えてしまいます。
拡大路線で店舗を拡げてきたようですが、もうそろそろ働き方を見直すタイミングかもしれない。時代にあった新しい戦い方の基本がわかっていないなら業種業態を変えてみても、努力が報われず何だか理由がわからないまま同じところで躓くでしょう。
自分が大切にして関わり、愛したものが巡ってきます。たくさんの人に、「嬉しい・楽しい・ありがたい」と喜んで頂きたいものです。
結局今の自分に相応しい世界を、自分が引き寄せ創り出すことになるのですから。
たくさんの人に愛されるような生き方を目指して、仕事は魂の格を高める事が出来る楽しい修行なのだと気がつけば、日々の仕事はありがたいです。
もし何だか上手く行かなくなった時、すぐに出来る事は幹部のたてまえの話を聴くのではなく、現場に行ってみよう！幹部としてではなく、善き仲間として話し合ってみよう！
たった一人の働き者の仲間を幸せにできますか？志高くワンチームを創れますか？善き仲間に応援されていますか？
いよいよ愛をもって人間を磨く、魂の時代かもしれないですね。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
いつかどこかでお逢い出来る奇蹟を心より楽しみにしています。
愛と感謝をこめて・・・・・仲村恵子(^O^)／
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