6月、ワールドユーアカデミーでは日本中小企業経営審議会が主催する特別勉強会を開始しました。
今回は僧侶でエッセイストの酒生文弥氏をお迎えし、「世界の、そして日本の諸宗教の3パターンによる俯瞰仏教とは？」と題して宗教統合についてお話しを聞かせていただきました。

【どの宗教も行きつく先は、平和への取り組みなんだ】

酒生先生の統合の感覚を共有させていただいた時間がとても幸せであたたかい時間でした。

宗教はその誕生の起源がどの土地であったのか、その土地の風土、気候で考え方や価値観がまったく違うことがわかりました。その中で気づいたことは、どの宗教も行きつく先は、平和への取り組みであって、特にその時ではなされる言葉、とかく、挨拶の言語の中には、脈々とその国や宗教らしさを表現するアイデンティティが含まれ、そのことが生きる指針になっているということです。

日本は「ありがたい」つまり、「有る」ことが「難しい」という世界観からかいま見れる日本人らしさを大事に、世界が統合していくために、違いを越えて和していくことを大事にしていきたいと思います。

株式会社山崎文栄堂　清家美奈

【素直に物事を捉えていきたい】

「宗教を統合する」というテーマで、お話を伺う前は何となく難しそうな感じがしたり、どんな内容なのだろうかと思っていました。
意識や無意識(阿頼耶識)などはワールドユーアカデミーの研修の中でも学ばせて頂いていたので、少し繋がりも感じることが出来ました。

また「悟り」についてのお話では「サトリ(他者との差を取る)」と解説があり、統合ワークにて自身と向き合った際に「他者と比較をし、差を埋めるために取り組む自分」があったので腑に落ちました。
「宗教」と聞くとどこかマイナスな印象がありましたが、「教え」や「大事にしてること」と考えれば、それぞれがどのような事を大事にしてるのだろうかと興味や関心を持てるような気がしました。
自分の中で決めつけるのではなく、もっと素直に物事を捉えていき、そのうえで出来ることから取り組んでいきたいと思います。ありがとうございました。

株式会社フィールドプロテクト　菅野裕貴

次回、日本中小企業経営審議会の勉強会は7月8日(月)の開催です。
経営者をはじめ会社に勤めていることはもちろん、学生さんや主婦の方など、どなたでもご参加いただける勉強会です。
https://yamato.world-u.com/seminarlist/2360/

皆様との出会いを、心から楽しみにお待ちしています。