“世のため、人のため”の精神を深く体感する「近江商人研修」
近江商人の精神を直に学ばせていただく「近江商人研修」を開催いたしました。
ツカキグループ・塚本喜左衛門社長のもと、三方よしの考え方や日本的経営の源流に触れる、学びに満ちた大変貴重な時間となりました。
研修を通して、数百年にわたり受け継がれてきた近江商人の生き方や商いの在り方、その根底にある“世のため、人のため”の精神を深く体感することができました。
今回は、そんな研修に参加したメンバーそれぞれが感じた気づきや思いをお届けいたします。
生きていること、命をいただくことの有難みを実感した時間
安土桃山城跡では、戦略的な要所、ビジネスの要所でもある琵琶湖畔の山の頂上に32メートルの本丸がそびえる。それは急勾配の山の麓からは本当に天高くそびえる城で、外国へ日本の国力を示す意味があったそうです。
わずか6年で焼かれてしまったものの、「その時に作った楽市楽座など、新しい試みは今までの封建社会を変革し社会を一新するきっかけとなった。」とお話を伺い、一人の人が立ち上がり行動することが、命が尽きた後にも波紋を広げ続けて日本中に影響が広がり、そして社会を変えていった、そんな様が目に浮かびました。
「三方良し」「チャンス=ピンチの出来事は定期的にかならず訪れる」など表面的には聞いたことがあるお話が、本当の意味を知ることで自分の中で腹落ちして納得し、行動につながる素晴らしい学びでした。
特に、番頭さんの代々の写真を並べて退職した方々の集いなどを通し、会社の応援者、ファンの人々をたくさん作り、つなげていく。
これこそ次の代に残すべき無形で、かけがえのない宝物と感動しました。
頂いた学びを活かして行動を重ね、日本としての文化・習慣を守り繋げて、喜びあふれる社会を作っていきたいと思います。
町田パートナーズ公認会計士・税理士事務所 町田孝治

近江商人 塚本社長の三方良しを実際に体現されていらっしゃる塚本社長の経営の仕方や次世代や番頭とのかかわり方を直伝で教えていただく貴重な時間となりました。
明治天皇の御座所の竹平楼で食事をし、その後塚本社長のご自宅で「日本的経営の源流 近江商人の三方よしについて」を勉強しました。
数百年という時間軸の中で戦争も飢饉も大震災もパンデミックも乗り越えて世のため、人のために商売をされている近江商人の生き方や考え方に触れ、地域や日本に貢献する日本人の生き方をたくさん学ばせていただきました。
私たちも少しでも近づいていけるよう謙虚に学び・行動していきます。
株式会社山崎文栄堂 宮地宏彰

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