HERO'S CLUB 企業ドキュメント ~人生と仕事の繁栄~

長い葛藤の日々から、
奇蹟のパートナーシップへ辿り着いた幸せな夫婦のビジョン。



株式会社 山崎文栄堂 社長夫人 山崎 美濃子氏


東京・渋谷区のオフィス用品販売会社、株式会社山崎文栄堂の山崎登社長のご令室である山崎美濃子さん。

ワールドユーアカデミーで学び始めたのは実は山崎社長よりも美濃子さんが先で、2010年6月のことでした。
きっかけは 夫の知人が家を訪れて、熱心に受講を薦めてくれたことでした。
“美濃子ちゃんが、とにかく楽になるから”と。私とはそれほど近い間柄ではなかったその方が、私のためにたくさんの時間と想いをかけて話しをしてくださったことに
“こんなに親身になってくださる方がいるんだ” と思ったのを覚えています。

長い闘いの日々。

当時は結婚して12年。きっとその方は、自分が何とかしなければこの夫婦は終わってしまうように見えたのだと思います。
別の方には“たくさんの人に会ってきたけれど、あなたみたいに辛そうな人は初めて見た”と言われたこともありました。」と、
当時の苦悩を感じさせない、透き通るような美しい眼差しで語ります。

しかし、その境地に至るまでに、美濃子さんは「長い闘いの日々」を過ごしてきました。

「学びを経た今なら、二人の間にコミュニケーションエラーがあったことが理解できます」と、記憶を辿りながら話し始めた美濃子さん。

結婚当初から美濃子さんにとって山崎社長は一言でいうと“訳のわからない人”。長年、夫の言動が理解できずにいました。
新婚旅行から帰ってきた時は「“これが成田離婚する人の心境なのか?”と思ったほどでした」と振り返ります。

「不安からのスタート、分かり合える関係になりたい。」

そこから自分なりに夫との向き合い方を試行錯誤してきた美濃子さん。
金銭感覚の違いにも悩まされ、何度も感情が爆発してしまい、大喧嘩になることもあったそうです。
「どこまで話しても平行線でした。“僕も社員のため、家族のためにこんなに頑張っているのに!”と言われて…。
ずっと“本来伝えたいことが聴いてもらえていない、知りたい事の答えが得られない”という感覚があり、もどかしかったです」

二人の会話は「お互いが壁に向かって話しているようなイメージだった」と美濃子さんは言います。

「素直で一生懸命なのが彼の長所なのですが、当時の私にはカチンとくることばかりでした。今となっては笑い話ですが、こんなことがありました。

“最近の私たち、ちょっと、どうなのかな?”
結婚2ヶ月が経った頃、私が思い悩んで相談を持ちかけた時、夫は目をキラキラさせて
“美濃子、僕たちは今、幸せの階段を一歩一歩登っている感じがするよね♡”
と答えたんです。

「笑顔の中で葛藤する日々。」

“彼には私が幸せいっぱいに笑っているように見えているんだ。この人は何も見えていないし、聞こえていない、感じていない。私のことを何もわかってくれない”
と、ガラガラと何かが崩れ落ちていくような感覚でした。
「私はわかってもらえない。」
「言っても通じない。」
美濃子さんは次第に、夫と対話することを諦めてしまうようになっていました。

周囲のイメージと現実のギャップ

夫婦の試行錯誤は続き、当時、会社の経営や仕組みについてご指導頂いていた方に間に入ってもらい、夫婦にも仕組みを導入。

「今なら、仕組みだけでは会社も夫婦もまわらないとわかります。
それでもその時は、仕組みがあることでかなり楽になりました。
長年抱えていた経済的な不安はなくなったものの、それだけで夫婦関係が幸せになるわけではありませんでした。」

友人にも相談しました。近しい友人に話して心が晴れることもありましたが、
会社も急成長し、交友関係が広がる中で、美濃子さんが夫に関して批判的な発言をした時の周りの反応は予想外のものでした。

「美濃子さん、それはあなたのワガママよ。」
「悪く言うあなたに問題があるんじゃない?」

「私が正しいと思っていることは、全部違うのだろうか?」
「これ以上、言ってはいけない。私が悪い奥さんと思われてしまう。」

美濃子さんは心の中で葛藤していました。
そして「絶対に自分だけはそうなりたくない」と思っていた “言いたいことを飲み込む” という選択をすることが多くなり、精神的に追いつめられていきます。

「言いたいことを言ってはいけない。」

「このままでは、大変なことになるかもしれない。」と心の中で発せられる危険信号に気づきながらも
「病院に行ったら“あなたに問題がある”と、また言われるのではないか?」と精神科に行くこともためらわれ、苦悩が続きました。

なぜ、自分だけは言いたいことを飲み込まないようにしようと決めていたのか。
それは、言いたいことを溜め込んだストレスで病に倒れた母の姿を見ていたから。

「我慢しちゃいけない。」
と思っていたはずなのに、気づくと言いたいことを溜め込んでいる自分がいました。

一方で、人当たりのよい山崎社長と、常に優しい微笑みで応対する美濃子さんは、外に出れば「仲のいい家族」と称賛されます。
外からみるイメージと実情とのギャップに耐えられなくなっていき、心はますます苦しくなっていきました。

「仲のいい家族」そのイメージが苦しかった

万策尽き、このままでは離婚もありえると思っていた、そんなタイミングで、美濃子さんはワールドユーアカデミーで学び始めることになります。

山崎社長は学びに反対でしたが、意外な展開が起こります。
「初回の前日、行く、行かないで揉めている私たちに向かって、小学5年生だった娘が泣きながら言ってくれました。
“パパ!ママは自分が変わりたいって思って行きたいと言っているのに!行かせてあげて!”と。
彼女は時々、人生の大事なタイミングで “これは神様が言わせてくれたのではないか?” というようなメッセージを言ってくれることが何度かあるんですよ。」

「娘の言葉は神様からのギフトのよう」娘も参加するセミナー風景

娘のおかげで無事に初日を迎え「私が変えなければ!」と決意して望んだ最初の2日間。

「人はそれぞれが違うこと。脳の仕組みで嫌な現実が繰り返し起きてしまうこと、自分と相手は知覚や思考のパターンが違うこと、
それによりミスコミュニケーションが起きることを知りました。
“もしかしたら、私と登さんは、仲良くなれるかもしれない。”

希望の光が見えた2日間

2日間が終わった時、真っ暗な穴の中に迷いこんでいた遥か遠くに、希望の光がかすかに見えた気がしました。
“私自身も、そして彼との関係も、変わっていけるかもしれない”と希望が持てた瞬間でした。

精神的に一番どん底だったある日、怒りも悲しみもなく、感情がまったく動かない私に気づいて自分がこわくなったことがありました。
まるで、心拍が止まり “ツ---”っと冷たい機械音が鳴っているモニターのように。
そんな私の心が、ワールドユーアカデミーの最初の2日間で、再び脈が動き始めたような、蘇生した感覚を取り戻したのです。」

「自分の中で何かが動き始めた」

「ここを歩いて行ったらあの光の方に行けるかもしれない。」

道筋が見えはじめたことに「うれしい」と感じている美濃子さんがいました。

山崎社長は3ヶ月で美濃子さんの変化に気づいたといいます。
愛想笑いもできなくなり、シャッターを下ろしたようにコミュニケーションを閉ざしていた状態から、
夫の前でも微笑めるようになった美濃子さん。徐々に二人の関係が変化していきました。

エネルギーは、言葉よりもダイレクトに伝わっていきます。
半年が経ち、山崎社長は美濃子さんの学びを応援してくれるようになりました。

「その年のクリスマスは、結婚以来、私にとって一番幸せなクリスマスと年越しを過ごしました。
学ばせてもらったことに感謝の気持ちが溢れ、変化できた自分がうれしかったです。」

そして、山崎社長もワールドユーアカデミーに通い始めます。
最初の2日間を終え、山崎氏は美濃子さんに言いました。

「美濃子、本当にごめん。今まで美濃子の気持ちや、伝えたかったことを、わかってあげられなくて。」
夫の口から、そんな言葉がきけたことに驚くと同時に、すごく救われたと感じた美濃子さんの目は涙で溢れていました。
「柔軟性がある方が働きかけて変えていけばいい。これからは二人で変えていける」という希望が生まれた瞬間でした。

「一緒に学びがはじまった。」

そこから、何事に関しても「これだ!」と思ったものには全身全霊をかける山崎社長は、美濃子さんにも増して、加速度的に学びを追究していきます。

「“集中して学ぶ分だけ、学びも深まり、成果も早く出る”と研修でも言われていた通り、夫も会社も変わり始めました。
私も夫との関係が以前より断然よくなり、心の仕組みを友人関係やPTAなどにも取り入れたおかげで、生活の質も上がっていきました。」

内省内観で心の奥深くから癒された。

そこまで辿り着いた時、
「次は自分自身の中に色々と向き合わなければいけないことがあるのかもしれない」と気づいた美濃子さんは、
内省内観に取り組みます。

「いいも悪いもない。心が浄化された内観。」

「“愛がわからない。愛は許さない。愛なんて信用できない”という気持ちを心の奥の方に持っていることに気づきました。

例えば、子供に対して“可愛いな、大切だな”と思う気持ち。この感情が愛なのか?ということに確信が持てず
“私は冷たい人間なのではないか?愛情深い人ってこうじゃないのではないか?”と疑う気持ちを統合していきました。」

過去、何かのきっかけで愛に対してネガティブな気持ちを持っていた自分がいて、
そう思わないと生きていけない時期があったのかもしれない。
でも、もう今はそう思わなくていいのだ。
「このことが腑に落ちた時、体の中の大事な部分が“いいよ”と言ってくれたような、癒されていくような不思議な体験でした。」
いいも悪いもないのだ。

「あたたかい光に優しく癒されていく」

子供のことが愛おしい

「そのことが、頭で否定しようがない、体の感覚でわかった瞬間でした。
自分一人では見つけようとしても見つけられなかった世界。そんな世界を発見することができた、大きなターニングポイントでした。」

こうして自分の世界観、想いが浄化していくと、見え方が変わり、自ずと周りとの関係も変化していったそうです。

「今は、すごく子供が愛おしいと思えます。
条件や状況や環境に関係なく、子供たちのことをまるごと信用できるようになりました。
そんな自分に気付けたのは、大学の近くで一人暮らしをしている息子の様子を見た時でした。

きちんとした食事もとらず、不摂生をしている息子に対し、
以前の私であれば “転落人生の始まりだ” と自分の物差しで計り、怒りや不安、失望といった思いを、彼にぶつけていたと思います。
でも、その時は “この子は大丈夫。どんなことがあっても心配ないな” と思えた。
根拠のない信頼と自信。余裕のある対応ができた自分に驚いたほどでした。

「穏やかに息子を見守れるようになった」

子供にとっても、今の私は、昔の私に比べたらずっと居心地がいい存在になったかもしれません。

私自身の自己肯定感が上がり、自分を許すこと、自分に“YES”を出すことが出来るようになってきたからこそ、
目の前にいる息子のありのままに対しても“YES”と思えるようになったのだと思います。」
そして、自分自身が変化することで、山崎社長に対する気持ちも変化していきました。

「夫と私は立ち位置も違うし、思考も感性も違う。違って当たり前。
一方で私たちは、実は同じように幸せな会社、社会を作りたいと思っている。
ふたりが同じように幸せになりたいと思い、少しでも誰かの役に立てたらいいと思っていることに気付いたんです。」

「二人とも想いは同じなんだな」屋久島ガジュマルの木の上で

ライフワークとの出会い

“同じなんだ”そう思えるようになったタイミングで、美濃子さんにとって今後のライフワークとなる“断捨離”に出会いました。

「“断捨離を通じて、みなさまのお役に立っていく”という、人生の方向性ができました。

私はこれからも妻として彼のいい応援者でありたいという想いと同時に、
私は自分の決めた道で社会に貢献していける、という自信が持てるようになっていました。

「私も社会に貢献していきたい。」

また今年は、夫婦で屋久島の研修に参加した山崎夫妻。
そこでも山崎社長に対する気持ちがさらにしなやかに変化していきました。

「色々なことに気がついて動く彼は、見ていて心地よくて。トレーナーからも“きれいなエネルギーになったね”と声をかけられているのを聞いて、
“そうだな。ありがたいな。これから私が社会にお役に立つような機会が増えたら、こんなふうなエネルギーの出し方ができたらいいな”と素直に思えたんです。
以前の私では考えられないことです。」

「きれいなエネルギーを循環できる二人でいたい。」屋久島でのシーカヤック

「今は、彼のいいところは素直にいいよねと言えて、不都合なところは不都合だと言えます。
私の言い方も変化し、彼の受け止め方も変化したことの相互作用で、より想いが伝わるようになり、彼の想いも受け取れるようになりました。」

今、改めて自分自身の変化を振り返り「私と同じように経営者の方の奥様にも心の仕組みを学んでいただきたい」と話す美濃子さん。

「専業主婦は社会と関わりが少ないから、自分が変わることの影響力は、経営者である夫が学ぶことの影響力に比べたら小さい、と思うかもしれませんが、
私が学んで楽になることで、夫や子供との関係性、地域の方たちとの関係が変化したのはとても意義深いことでした。
主婦、妻という立場の人たちも、ぜひ主体的に学んでいっていただきたいと思います。何より、どの経営者の方にとっても家庭は基盤ですから。」

「みんなでより幸せな社会を目指して」山崎文栄堂の幹部メンバーと合宿

予想もしなかった未来が今ここに。

離婚寸前まで追い込まれた状態から、ある日微かに見えた希望の光に向かい歩み続けてきた美濃子さん。

現在結婚23年目。
山崎夫妻は今8年前には予想もしなかった未来にいます。
最近の美濃子さんは、“楽しそうだね”と言われることが多くなったそうです。
夫への不満も嘘のように少なくなりました。

「時間をかけて、自分の心が少しずつ満たされて、余裕ができた時
周りに目を向けられるようになりました。

人は、自分に余裕がないと人に優しくは出来ません。
まず、“自分を大切に扱いたい” “私を大事にして欲しい” と思ってしまいます。
心が栄養失調では、なかなか人に対してやさしくするのは難しいですよね?

私は今、心に余裕ができたことで
人との関わりや、人の違いに対しても少しずつ俯瞰した視点で対応ができるようになってきたと感じています。

幸せを感じることができるようになった今の状態が
本当にありがたいと実感する日々です。

“より幸せな社会をつくりたい”という夫婦共通のビジョンを
夫とともに、それぞれのステージでこれからも発信していきます。」




最後まで読んで頂きありがとうございます。
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